2008年02月26日

The Giving Tree

お誕生日に頂いた絵本があります。



「おおきな木」という絵本。



The Giving Tree






※ここから先は、本のあらすじがありますので、読んでおられない方、またはこれから読もうと思っている方は、お読みにならない方がいいかもしれません。















児童向けに綴られた絵本ですが、読む人に衝撃、もしくは感動、はたまたコミカルな絵による和み、等々色々な感情を与えてくれる本だと思います。



最初は木と小さな男の子が遊んでいるとても可愛らしい場面が。




The Giving Tree



男の子は木が大好きで、毎日遊んでいました。


それがただ木はうれしかった。








でも人は歳をとり、大人になります。


大人なっていく過程で、男の子はあまり木と会わなくなってしまいます。






だから木はさみしい。







大人になった男の子が久しぶりにきたかと思えば、一緒に遊ぶのではなく、ほしいものがあると言う。


ほしいものはお金・家・など現実的なモノ。


でも木は、構わずすべて与えていきます。



The Giving Tree





りんごを全部もがれても、枝を全部持ってかれても、幹を切り倒されても、それで男の子が幸せになれるなら。



もらうだけもらって、また長い間男の子が会いにきてくれなくても。







晩年を迎えた男に、切り株になってすら自分にはあげるものはなくても、男の休める場所なら与えられると相手を思うことばかり。



The Giving Tree







それでも木は幸せだったと。



The Giving Tree






思える人は思えるだろうし、思えない人は思えません。





自分は、1回目に読んだ時、自己犠牲を感じました。

自分の身をけずって、相手の為にというか。






そうは見てほしくないと、訳をされた方は書かれています。


与えるという行為に、木はただひたすら喜びを感じていることを忘れてはいけないと。









犠牲だという悲観的な受け止め方をした自分は、まだまだ与えるという行為をできていないのでしょうね。


もらうばっかりで。


いろいろと、小さなことでも、バレンタインももらうばっかりだったし。






語りつくせないメッセージが、ありますよね。

長々と書き綴りましたが、この本をくれたkohさん、有難う。


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この記事へのコメント
僕は木なので喜んでくれただけでうれしいです。
Posted by koh at 2008年02月27日 02:08
お疲れ様です。
最近息子が保育園で読んでいるという絵本を本屋で見つけました。
大人でも良い内容と思われます。
もし機会があれば読んでみてください。
【ぼちぼちいこか】(偕成社)です。
既に知っているかな?
Posted by KATO at 2008年02月27日 09:26
kohさん

それは知らなかったなぁ~。
木?木かなぁ。


KATOさん

お疲れ様です。

「ぼちぼちいこか」、知らないです。
探してみますね。
絵本て、大人が読むとすらっとは読めないですよね。
深く読んでしまいます。
Posted by itit at 2008年02月27日 20:24
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    コメント(3)