2007年12月03日
山頭火
本日12月3日は、俳人「種田 山頭火」の誕生日です。
自由律の俳句を詠み、四国お遍路など行乞流転の旅に出ていた方です。
私は彼の詠う、散文のような句が好きでした。
時に弱く、時に強く、たまにつまづき、人に乞い、人を敬う。自分にはそんな印象です。
山頭火の句集の「草木塔」という作品に、柿の葉という一説があります。
その中の自身の解説の中にこんな一文が。
やつぱり一人がよろしい雑草
やつぱり一人はさみしい枯草
自身の弱さを知りつつも、修復できない弱さと相対し、そして酒に溺れ、酒を愛していました。
それでも全てを認めた上で、句を詠む潔さに私は憧れを持ちます。
「やつぱり一人がよろしい」と詠みつつも、すぐに「やつぱり一人はさみしい」と考え直す素直さ、可愛さが、惹きつけてやみません。
「まつすぐな道でさみしい」と詠んだ彼の一番の理解者は、彼の愛してやまないお酒だったのでしょうか。
と、いうこと(?)で、本日は新作入荷です。

ゆらゆら揺れる振り子が可愛い「QUISPEL」にウッドが登場です。
見にいらしてくださいね。
自由律の俳句を詠み、四国お遍路など行乞流転の旅に出ていた方です。
私は彼の詠う、散文のような句が好きでした。
時に弱く、時に強く、たまにつまづき、人に乞い、人を敬う。自分にはそんな印象です。
山頭火の句集の「草木塔」という作品に、柿の葉という一説があります。
その中の自身の解説の中にこんな一文が。
やつぱり一人がよろしい雑草
やつぱり一人はさみしい枯草
自身の弱さを知りつつも、修復できない弱さと相対し、そして酒に溺れ、酒を愛していました。
それでも全てを認めた上で、句を詠む潔さに私は憧れを持ちます。
「やつぱり一人がよろしい」と詠みつつも、すぐに「やつぱり一人はさみしい」と考え直す素直さ、可愛さが、惹きつけてやみません。
「まつすぐな道でさみしい」と詠んだ彼の一番の理解者は、彼の愛してやまないお酒だったのでしょうか。
と、いうこと(?)で、本日は新作入荷です。

ゆらゆら揺れる振り子が可愛い「QUISPEL」にウッドが登場です。
見にいらしてくださいね。
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